災害が起こったときのメモ

しつこいようですが、災害が起こったときのメモです。

地震や津波だけでなく、大雨、浸水なども同様です。



避難先で居宅サービス(在宅サービス)は利用できます。
 避難所や仮設住宅、二次避難先など、住民票を置いてなくても、自宅扱いです。


要介護(支援)認定の更新の特例
 災害その他のやむを得ない理由により認定の有効期間内に更新申請ができなかった場合は、その理由のやんだ日から1月以内に限り、要介護(支援)更新認定の申請をすることができます。
(介護保険法第28条第3項・第33条第3項)


介護保険や障害者(児)サービスの利用者負担の特例
 本人や世帯の生計を主として維持する人が、災害により、住宅、家財その他の財産について著しい損害を受けたときは、利用者負担の割合が1割から引き下げられる場合があります。
(介護保険法第50条・第60条、障害者自立支援法第31条、児童福祉法第24条の5)


介護保険や障害者(児)サービスの利用者定員の特例
 入所施設、短期入所、通所などのサービスで、被災者(児)を受け入れる必要があるとき、定員を超えて受け入れることが認められる場合があります。
(各施設・事業の基準省令など)


手当関係の所得制限の解除
 児童扶養手当・特別児童扶養手当・障害児福祉手当・特別障害者手当などが所得制限で支給停止となっている方が災害で大きな損害を受けたときは、支給停止が解除になる場合があります。


罹災(りさい)証明書
 災害により被害を受けたことの証明書です。税金の減免や、保険請求など、さまざまな手続で必要になることがあります。
 大地震など、大規模な災害ではすぐに発行することは難しい場合があります。
 <発行機関・相談窓口>
  ・地震や風水害の場合:市区町村
  ・火災の場合:消防署


税金の減免、申告や納付の猶予など
 税金によって何らかの対応が可能な場合があります。
 他の公租公課(国民健康保険、介護保険料、保育料など)も、同様の取扱いの場合があります。
(介護保険法第142条、各自治体の条例など)
 <主な相談先>
  ・国税(所得税など):税務署
  ・都道府県税:都道府県税事務所
  ・市区町村税:市区町村の税務担当課


公的手数料の免除
 住民票や納税証明書などの発行手数料が免除になる場合があります。
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救援者自身のケア

同じく、「兵庫県こころのケアセンター」より
http://www.j-hits.org/index.html


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誰かのために一生懸命働いてきた方々へ

~自分を大切にすることが新たな希望へとつながります~


このようなことは思い当たりませんか?


考え方の変化
・同じことを繰り返し考える
・考えがとまらない
・記憶力が低下している


からだの変化
・疲労 めまいを覚える
・頭痛 肩凝り
・吐き気 胃痛
・食欲不振や過食になる
・不眠が続く


気持ちの変化・気分の浮き沈みが激しい
・涙もろい イライラする
・あの時ああすれば良かったという自責感
・自分は何もできないという無力感を覚える
・投げやりになったり、皮肉な考えをしがちである
・他人に対して怒りを覚える
・緊張や不安が高い


燃えつき症候群について

長期にわたり、人に援助する過程で過度に打ち込むあまり、極度に心身が疲労し感情の枯渇などが生じる状態で、欲求不満、自己評価の低下、無力感などを伴います。特に教師や看護師など対人専門職の方々に多く報告されています。
また、意欲的な人ほど燃え尽きやすいという指摘もあります。


こんなふうにしてみてはどうでしょう

1 自分の気持ちを考えましょう
  どんな気持ち?どのくらいストレスを感じているか?
  それをはっきりさせるだけでも、ずいぶんと楽になることもあります。

2 マイペースで生活しましょう
  気持ちと身体のリラックスが大切です。健康な食生活、睡眠、運動、休息をとり、
  仕事を広げすぎないようにして、自分にあったリズムを保ちましょう

3 家族や友人を大切にしてあなたの体験を分かち合いましょう
  自分の体験や感情を言葉にすることは、気持ちの整理に役立つことがあります。
  同じような体験の方と話すのも、別の見方や感じ方を育てる助けとなるでしょう。

心的外傷

「心のケア」について資料を探していて、「兵庫県こころのケアセンター」のサイトに行きました。
http://www.j-hits.org/index.html

「東日本大震災特設ページ」などもありますが、一般には「こころのケア」のページの方がわかりやすいかもしれません。
http://www.j-hits.org/kokoro/index.html

コンテンツの一部をちょっと引用してみます。(レイアウトは多少変えています。)


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災害・事故・事件によって傷ついたこころ

はどのように癒されるのでしょうか


こころも「ケガ」をするのです

災害や事故・事件によるショックで、こころは大きなケガをしてしまいます。
こころがケガをすると色々なことがおこります。些細なことでイライラする、
夜眠れない、その時の夢を繰り返し見る、その時の光景が何度も思い浮か
ぶ、誰とも話す気にならない・・・などなど。
また、からだの調子にも影響することがあります。これらは多くの場合は
自然に回復していきますが、回復までに長い時間がかかることがあります。


生活や習慣が変わってしまうと・・・

災害や事故・事件により何げない毎日の暮らしが普通に送れなくなったり、
生活習慣が変わってしまうことがあります。
新しい生活に変わると、これに馴染むのには時間がかかります。
投げやりな気持ちになって、不規則な生活をしたり、お酒やタバコが増えた
りしていませんか。
もう一度、健康を保つための工夫を考えてみましょう。


回復のためにできること


その1  ちょっと一休み。
      全力で頑張りすぎないで、定期的に休みをとりましょう。

その2  気持ちを言葉にしてみましょう。
      自然な感情をおさえこんでいると、こころとからだに悪い影響を与えることがあります。

その3  回復の速さは人それぞれ違います。
      なかなか立ち直れない人がいても、せかさないで見守ってあげましょう。

その4  専門家に相談してみましょう。
      身近な人にさえ打ち明けられない気持ちでも、専門家ならじっくり聞いてくれるはずです。
      ためらわずに相談してみましょう。

念のため

誤解されている方は少ないかもしれませんが、

「狸乃穴倉」の「たぬさん」と、「タヌキの置物さん」は、別人です。


(でも、同一人物ではないかと思っておられた方が、現実にいらっしゃいます。)




ついでに、
緑風園の掲示板で書き込みされていた「樹さん」と「どるくす」とは、別人です。

(これも、どういう深読みでか、同一人物だと思っておられた方が、ひとりはいらっしゃいます。)





ところで、新潟県から福島県の会津地方にかけて、大変な大雨になっているようです。

大きな災害が起きないことを祈っております。

小松左京さん

小松左京さん死去=80歳、「日本沈没」など壮大なSF小説

時事通信 7月28日(木)15時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110728-00000068-jij-soci

 「日本沈没」など壮大なスケールのSF小説で知られ、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)のプロデューサーなども務めた作家、小松左京(こまつ・さきょう、本名実=みのる)さんが26日午後4時36分、肺炎のため大阪府箕面市の病院で死去した。80歳だった。大阪市出身。葬儀は済ませた。

(途中は省略しまして・・・)

 今月8日に体調を崩して入院していた。事務所によると、亡くなる直前、東日本大震災に関連して

「今は大変な時期かもしれないけれど、この危機は必ず乗り越えられる。この先、日本は必ずユートピアを実現できると思う。日本と日本人を信じている」

とのメッセージを残したという。

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代表作は???・・・と迷うぐらい、世に作品を送り出された方です。

ご冥福をお祈りするとともに、
小松さんの言葉が実現されていくことを、私も信じていきたいと思います。

認知症ケア

2011年6月16日 第76回社会保障審議会介護給付費分科会議事録より(その4)
ttp://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001iusg.html

○大森分科会長
・・・私は、ちょっと座長として言い過ぎですけれども、認知症ケアのあり方について具体的な病気との関係、それから実際の経験とか、精神科のお医者さんの知恵とか、今のような新しく実験を始めているモデルとか、そういうものを総結集すべきだと思うのですよね。その体制をできるだけ早い時期に立ち上げるべきではないかと前から個人的に思っていまして、現場の方のいろいろ苦労もありますし、それから、余りある種の偏見というかな、予断を持って当たると悪化するケースもあるはずですので、やはりこの機会に、認知症ケア及び医療と介護との関係を総合的に、集中的に検討すべきではないかと思っているのですけれども。
 ちょっと今日は意気込んで言っているのですが、室長さん及び当局はどう考えているか、一言お伺いしたいと思っています。シナリオに全くありませんので、余計なことを言っているのですけれども、大事ですので、踏み切ってもらいたいというのが私の感じ方ですが、いかがでしょうか。
○千葉認知症対策室長 御指摘の点、私どももよく了知はしております。認知症のこのケアモデルのあり方については、なかなか確立されていないという問題がございました。この点について、私どもといたしましても、できる限り、どのようなサービスを展開していくべきなのか、あるいは組み合わせみたいなものもあるかもしれません。そういったものを提供することによって、認知症の方が落ち着くのかということは、これは考えていかなければならない事項だと思っております。
 また、1つ申し上げられることは、やはりこういうことに関しましては、実践現場で、例えば御苦労なさっておられる事業者の方々、あるいは医療サービスで医療の担当をなさっておられる方々、こうした方々が、例えば原因疾患別に見てどういう状況にあるのか、あるいはステージ別に見てどういうことになっているのか、そういったあたりというものを、知見を今まで暗黙知の領域にとどまっていた部分もあるかもしれませんが、そういったところをできるだけ出していただいて、一般的なプロトタイプみたいなものが出せるのかどうか、そういったあたりにつきまして我々としても検討していきたいと。また、そういったものを踏まえながら施策のあり方というものを更に探ってまいりたい、このように考えているところでございます。
 いずれ、そうした場というものを設けることも含めまして検討させていただきたいと考えております。
○勝田委員
・・・前々回だったでしょうか、私たちが積み重ねてきた認知症ケアの一つとして、「寄り添うケア」について、本人や家族に寄り添いながら一緒にやっていく、そのことがとても大切なのだということを私たちは感じていますし、またいろいろな研究もされて成果も上げています。池田委員が「寄り添うケアというのはばかげているのだ」との御発言があったと思うのですが、私たちはそれに対しては異論がありますし、どのようなエビデンスをもってそのようにおっしゃったのか、今日でなくても結構です。今、当事者本人の気持ちに沿う介護、そのことも含めた認知症ケアではないかと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○大森分科会長 ちょっと1回きちんとして検証の場に乗せるべきだと思うんですよね。勝田さんたちはクリバヤシクレストのことをおっしゃっているのですけれども、お気持ちはわかりますが、先ほど言ったように、きちんとした検証の場に据えて、具体的にこうすると、こういうふうになる、こういうサービスはこういう意味で有効なのだというそのことをきちんとやれない限り、繰り返し同じことをやっておられますので、私はそういう議論もどこかで断ち切りたいと思っているのですよ。ですから、そういう形できちんとしたルールに乗せていきたいと思っているのですけれども。
○池田委員
・・・重要なのは、原因疾病の解明と脳の損傷状態と、そのことから来るBPSDというものを解明していく、そこからケア方針の基本が立つわけですよ。ところが、聴いていると、全部経験則でもってケアの議論がされている。それはどこかで断ち切らないといけないと思います。
 したがって、認知症ケアの中で結構有力あるいは参考になる意見というのは、高次脳機能障害の研究者の方たちの議論というのは、すごくよくわかるところがあるんです。そういった意味では、従来のケアの要するに経験と勘の世界でできていたケアの世界から科学の世界へ戻そうということを言っているわけです。そこから出発しなければなかなかうまくいかないよという意味では、先ほどの室長の言い方は、どうもやはり経験則の積み重ねみたいなところがあって、それではだめだと思うのですね。それも必要だろうと思いますけれども、「よりそう」などという情緒ではなく、科学から出発するということで、それが重要であると思います。


不毛気味の議論でコメントするのも辛いのですが、
先入観(特に「寄り添う」という言葉に対するアレルギーが強い池田委員はもちろん、大森会長でさえも)が建設的な議論の邪魔をしている感があります。

論争というより、感情的な対立のようにも思えます。

少なくともこの問題については、委員の総取っ替えが必要かも。

認知症生活自立度

2011年6月16日 第76回社会保障審議会介護給付費分科会議事録より(その3)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001iusg.html

○池田委員 認定ネットワークがありますね。・・・ただ、この場合、生活自立度の判定が、訪問調査員と医師と2つありまして、これも余計なことですが、医師の診断はほとんど当てにならないので、訪問調査員のものを使っております。これは、どの自治体の担当者に聴いても同じ回答でした。医師の生活自立度の判定はほとんど当てにならない。訪問調査員の方が当てになるということを、10自治体以上から聴いておりますが、それは共通でした。

○池田委員
・・・一言多いというのが私の問題らしいのですが、実は、お医者さんが悪いということを一方的に言っているのではなくて、認知症生活自立度というものが果たして信頼できるのかという問題も言っているのです。あれは、施設の中におけるBPSDの類型化みたいなところから始まっているので、医学と全然合わないのですよ。だから、お医者さんにそれを求めるというのはちょっと無理があるのではないか、矛盾を感じてしまうのではないか。その結果として、なかなかお医者さんの生活自立度のものというのは現実とずれてしまうということだろうと思うので、お医者さんのすべてがひど過ぎるなんていうことは一言も言うつもりはなかった。ただ、今の生活自立度を使う限り、ずれみたいなものはどうしても起きてしまうよというところが言い足りませんでした。


「お医者さんのすべてがひど過ぎるなんていうことは一言も言うつもりはなかった」とのことですが、
「ほとんど当てにならない」と明確に言い切っているのは議事録に残っています。

なお、(少なくとも平均して)訪問調査員の方が当てになるというのは事実でしょうから、居宅介護支援などの認知症加算のあり方についても見直す必要があると思うのですが・・・事務局は知らぬ顔でしょうね。

適正なアセスメントに基づくケアプラン

2011年6月16日 第76回社会保障審議会介護給付費分科会議事録より(その2)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001iusg.html

○橋本意見陳述人(高齢者専用賃貸住宅協会会長)
・・・適正なアセスメントに基づくケアプランが双方の合意のもとに実施されること。総合的アセスメント能力の必要性、これは、自宅、施設のケアマネとも現在不足しております。
○池田委員
・・・「適正なアセスメントに基づくケアプランが双方の合意のもとに実施されること」とあります。これは大変重要なことなのですが、これが全然できないというのは、居住系サービスだけではなくて、はっきり言ってどこもそうなんです。
○木村委員
・・・「適正なアセスメントに基づくケアプランが双方の合意のもとに実施されていないこと」とあるんですが、あと、特に問題点の中に不適正な介護保険請求を行っている事業所に対して云々というのもあって、質問は、ここに住まれている方々が、自由にサービスが選択できて、自立支援のために介護サービスが使えるためのケアマネジメントである環境というんですか、それに今足りないものというか、それから、それを進めるためにアイデアがあれば教えてほしいということです。
○橋本意見陳述人 それは、一言で言えば行政の監督だろうと思いますね。外部サービスでございますから、当然、訪問介護事業所の範囲ということになります。訪問介護事業所のケアプランをチェックする能力が地方の行政にあるかないかということでございますけれども、現在のところは、残念ながらないということが言えるのではないかと思います。
 ケアプランをこのようにつくって、表面上、事務的にこれで整合性が合って、住まわせているよと言ったら、その内容について、なぜ、例えば介護度2の人がこんなに限度額を使わないといけないのかということに対しての地方の行政からの指摘が余りないということがポイントだろうと思います。


「適正なアセスメントに基づくケアプラン・・・が全然できない・・・どこもそうなんです」という一方的な全否定に対して、ケアマネの全国団体の代表者が何も反論していないのですね。
(「一部のケアマネが」とか、「多くのケアマネが」ですら言っていない。)

私はケアマネ資格はないので、例の論争(謎)には距離を置いてきたのですが、このあたりの対応を見るだけでも、この会長が解任されても仕方がないとは思います。
後任には、ぜひ某県の会長を(謎爆)

で、ケアマネ団体の会長も、ですが、高専賃団体の会長も、業界内、専門職での自浄については触れず、「行政の監督」頼りなのですか。

集中減算

2011年6月16日 第76回社会保障審議会介護給付費分科会議事録より(その1)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001iusg.html

○橋本意見陳述人(高齢者専用賃貸住宅協会会長)
・・・細かいことでございますけれども、特定事業所集中減算というものが今、居宅介護支援事業でございます。これは、集中減算に対する基準のうちの「正当な理由」に関する部分を明確にしていただきたい。都道府県によってこの基準がばらばらでございまして、こういう理由だったら、この特定事業者集中減算をしない、あるいはそういう理由があってもするというのが都道府県によってまちまちでございますので、これを明確に一本化していただきたいということでございます。
○池田委員
・・・私も、特定事業所集中減算はもうやめてほしい、撤廃してほしい。消費者がいいサービスのところに集中して、それが1社に集中するというのは契約の世界では当たり前です。そこを特定の事業者が、例え優良であっても、そこに集中してはならないというのは、これはおかしいのです。これは、もともとケアマネジャーとか事業者の囲い込みという問題の中で出てきたわけで、実際上、囲い込みが行われていないとは言いませんけれども、それほど大きな矛盾にはなっていない。したがって、この際、今回の介護報酬で特定事業所集中減算というのはもう撤廃する、やめる、そういうふうにした方がいいのではないかと思っています。


これについては、池田委員の意見に理があると思います。
都道府県によってバラバラなのも、根本的には制度に問題があるからと言えます。

もっとも、池田氏が主張しても、この件については事務方は動かないような気が・・・

それにしても、ケアマネ団体のトップは、議事録を読む限りでは、この件について何も発言していないのですね。

高麗冷麺

同じような話題で申し訳ありませんが・・・
 
猛暑続きで、普通のものを作る気がしない・・・
 
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盛岡冷麺と違って、そば粉が入っています。
 
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具は、キュウリ、トマト、焼き豚・・・と、ここまでは前回に似ていますが、
タマネギをレンジで加熱して薄切りにしたものを追加しています。
(写真ではわかりませんが・・・)

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どるくす

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