ケアマネの保有資格が話題になったりしているので、
私が実生活上(ネット上以外)で知っているケアマネの皆さんについて、思い起こしてみます。
(あくまで、局地的、個人的な話です。)
○在宅介護支援センター系
町直営、特養法人の運営など、職員の身分は様々でしたが、ほとんどは、きわめて信頼できる人たちです。
在宅介護支援センターが機能している地域だった、ということもあります。
看護師、准看護師、社会福祉士、社会福祉主事などが基礎資格でしたが、
それぞれ補完し合い、レベルを高め合っていた印象があります。
看護師のうちの1名は、べ○さんに近いノリでした(謎)
准看護師はなかなか試験に合格しなくて気をもんでいたのですが、めでたくケアマネになっています。
現在は、地域包括支援センターやそのブランチ(兼居宅)などで活躍している人たちが多いです。
小規模多機能型居宅介護の管理者となっている社会福祉士もいます。
○社協・社会福祉法人系
正直言って、所属法人によって差がありますが、基礎資格による差はそれほど感じません。
常勤ヘルパー~サービス提供責任者~ケアマネ~ときて、
小規模多機能型居宅介護の管理者となっている介護福祉士もいます。
○医療機関や訪問看護ステーションなどの併設系(←この表現が適切かどうか?)
これも所属によって差がありますが・・・
ケアマネ自身の資格に限らず、医療系の知識については比較的しっかりした人が多いように思います。
医療的ケアの必要性が高い人については、非常に強い。
ただし、難病(特定疾患)関係などについては、多少の指導をさせていただいたことがあります。
根拠をもって説明すると、よく理解していただけます。
○営利法人・NPOなど
これも、基礎資格より、所属法人の差が大きい感じです。
他業種から介護業界に参入した営利法人で、ちょっと先入観みたいなものを持って実地指導に行ったら、
文書指摘ゼロという結果だった居宅介護支援事業所もありました。
(ただし、居宅ケアマネとしては新人でも、他法人で業界経験はある人。ナースではなかった、と思う、たぶん)
また、大手を退職して、個人経営(ひとりケアマネ程度の規模)を始めた人も、複数知っています。
○市町村保健師
介護保険スタート前後に他のケアマネから敬遠されていた人もいましたが、
信頼されて地域包括支援センターの中核メンバーとして活躍している人もいます。
例外もあるかもしれませんが、だんだんよくなってきているのかな?
こうしてみると、資格よりは経験や努力の方が大きいかな、という感じです。
行政とのつきあい方、行政の使い方(笑)なんかも、いろいろですね。