障害福祉や児童サービスの報酬改定告示

官報に、障害福祉サービス関係の報酬告示の改定が掲載されています。
http://kanpou.npb.go.jp/


平成26年3月31日付(号外 第70号)

なお、「同」とあるのは、厚生労働省告示のことです。


○厚生労働大臣が定める障害福祉サービス費等負担対象額に関する基準等の一部を改正する件(同一八三) ……… 281

○厚生労働大臣が定める施設基準の一部を改正する件(同一八四) ……… 282

○厚生労働大臣が定めるところにより算定した単位数等の一部を改正する件(同一八五) ……… 283

○児童福祉法に基づく指定通所支援及び基準該当通所支援に要する費用の額の算定に関する基準の一部を改正する件(同一八六) ……… 283

○児童福祉法に基づく指定入所支援に要する費用の額の算定に関する基準の一部を改正する件(同一八七) ……… 284

○障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定地域相談支援に要する費用の額の算定に関する基準の一部を改正する件(同一八八) ……… 284

○障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援に要する費用の額の算定に関する基準の一部を改正する件(同一八九) ……… 284

○児童福祉法に基づく指定障害児相談支援に要する費用の額の算定に関する基準の一部を改正する件(同一九〇) ……… 285


ほかに、

○生活保護法による保護の基準の一部を改正する件(同一三六) ……… 220

なども出ています。
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稲庭うどん

「稲庭生うどん」を食べてみました。

稲庭うどんは「日本三大うどん」のひとつと言われるそうです。
あとのふたつは・・・讃岐うどんは必ず(筆頭として)入りますが、
3番目は、水沢、五島、氷見など、諸説あるようです。

もともと干しうどんとして知られている「稲庭うどん」ですが、
評判どおりの滑らかな触感で、生うどんも美味しいです。
 
イメージ 1
 
 
ところで、平成26年4月消費税率引き上げ後の報酬告示・通知・Q&Aをまとめたページを更新しました。
http://www.jupiter.sannet.ne.jp/to403/14/index.html

ようやく、居宅介護支援、(予防)訪問介護、(予防)訪問入浴、(予防)訪問看護、
(予防)訪問リハビリ、居宅療養管理指導、(予防)通所介護、(予防)通所リハビリ
までいきました。

居宅療養管理指導の介護予防は、実例が少ないのではないかということで、
後回しになっています。
もっとも、それを言い出すと、介護予防訪問入浴なども少ないような気がしますが・・・

福祉用具貸与は報酬告示で価格が決まっているわけではないとして、
短期入所や特定施設、施設系や地域密着型サービスなど、まだまだ残っていますが、
これ以上は難しいかなあ・・・

だいたい2018年4月以降用の目次

報酬告示・通知・Q&Aをまとめたページを作ろうとは思っていますが、なかなか進んでいません。
http://www.jupiter.sannet.ne.jp/to403/tokushuu/index.html


樹介(新介護認定システム対応の樹形図)  13/07/03 ver.3.5
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/folder/785187.html

障害者総合支援法の「障害支援区分」の新判定式シミュレータ「しはん代」
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/folder/793156.html

樹解夢(障害程度区分認定対応の樹形図)  09/10/09 ver.2.5
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/folder/785387.html

※いずれも、保証はしていません。自己責任でどうぞ。



その他、災害関係の記事は、左側の書庫

 災害その他
 東日本大震災

に入れています。


記事の目次もどきもあります。
(現在のところ「2018年12月までの主な記事」)
http://www.jupiter.sannet.ne.jp/to403/tokushuu/kiji.html


「うぃずライン」も、よろしかったらどうぞ。
http://withline.web.fc2.com/

消費税アップ後の介護報酬告示など

平成26年4月消費税率引き上げ後の報酬告示・通知・Q&Aをまとめたページの暫定版をアップしました。
http://www.jupiter.sannet.ne.jp/to403/14/index.html

居宅介護支援費

イ 居宅介護支援費(1月につき)
(1)居宅介護支援費(I)
 (一)要介護1又は要介護2 1,000単位→1,005単位
 (二)要介護3、要介護4又は要介護5 1,300単位→1,306単位
(2)居宅介護支援費(II)
 (一)要介護1又は要介護2 500単位→502単位
 (二)要介護3、要介護4又は要介護5 650単位→653単位
(3)居宅介護支援費(III)
 (一)要介護1又は要介護2 300単位→301単位
 (二)要介護3、要介護4又は要介護5 390単位→392単位

こういう感じで、

 改定前単位→改定後単位

ですが、まだ、介護報酬のうちの
居宅介護支援、訪問介護、訪問入浴、訪問看護までしか完成していません。
(↑この4種類も、間違いがあるかもしれません。)

訪問リハビリから通所リハビリまでも目次には表示していますが、
表の形ができていなかったり、リンク先が違ったりしている場合があります。

まあ、どこまで仕上がるか疑問ですが(笑)
関心のある方は、目次ページの<利用される方へ>をお読みいただいた上でどうぞ。

軽度の方が長時間利用か?

12年改定後の訪問介護 軽度者ほど長時間提供

厚労省 12年介護サービス事業所調査 生活援助のニーズ浮き彫りに
訪問介護の生活援助サービスの時間区分が「45分」に短縮された2012年の報酬改定。厚生労働省が13日にまとめた12年の介護サービス施設・事業所調査結果では、改定後も軽度の人ほど身体介護より掃除・洗濯などの生活援助の利用割合が多く、60分以上の長時間サービスが必要となっていることが分かった。(以下略)
(シルバー新報 2014/03/20)


また、悪意ある、というか、問題のある見出しです。
悪意のあるのは厚労省の発表の方でしょうが、(おそらく)それをそのまま使っているメディアも賢いとはいえないでしょう。

軽度者は「生活援助や長時間利用が多い」のではなく、「身体介護や短時間利用が少ない」から
「生活援助や長時間利用」の割合が相対的に大きくなっているだけです。
これは構成比の問題で、利用の絶対量(回数、時間)ではありません。

「軽度者に無駄金使っている」ようなイメージを与えようとするのは、こちらの記事で触れたのと同じ手口ですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/31868253.html
 
ちなみに、報道の元は、この資料のようです。
 


イメージ 2



では、元のデータから見直してみます。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001117909

こちらの「2  介護サービス受給者数,要介護状態区分・サービス種類別」から訪問介護の利用者数を、
「14  訪問介護回数,要介護状態区分・内容類型・所要時間別」から生活援助の利用回数を引っ張り出します。(表イ)

上の表を利用者数で割って、個々の利用者がどれぐらいの時間のサービスを利用しているかを見ます。
1人当たりでは数値が小さすぎるので、千人当たり回数で比較します。(表ロ)


イメージ 1


図Aでグラフにしました。
「長時間利用の絶対値」が比較しやすいよう、長時間利用を左に持ってきました。

45分以上(図の黄色と茶色)の利用は、要介護1~3ではあまり差がありません。
要介護4以上では減少しますが、
・重度になると独居で在宅生活できる人の割合が減ると考えられること
・同居家族がいると生活援助の必要性が減ること
を考慮すると、軽度の方が長時間利用が多いとはいえません。

念のため。身体介護のデータも見てみましょう。
表ハの値を訪問介護の利用者数で割って、利用者千人当たりの回数を出します。(表ニ)
グラフ化したのが図B。ただし、細かく区分すると見にくいので、60分以上はひとつにまとめました。(赤色)


イメージ 3


要介護度で差が大きいのは30分未満の利用です。(薄緑色)
が、他の区分(30分以上など)も重度者ほど利用回数が多くなります。

結論1:「軽度者ほど訪問介護を長時間利用している」とはいえない。
結論2:「軽度者の利用を抑制する方向に誘導するため、国は故意に誤解が生じやすい資料を作っている」
    という疑いがある。

仙台へ

代行バスで「亘理」経由「仙台」行き、の予定だったのですが、地元の方のご厚意で、自動車利用に。
途中、海沿いの津波被害が大きかった地域を通っていただきました。
 
何もなくなったままのところ、堤防の工事中のところ、慰霊碑や献花・・・
イチゴなどのビニールハウスが骨組みだけ残っているところ、復活したところ・・・
それらも写真はなしです。
 
 
イメージ 1
 
1枚だけ。阿武隈川左岸の河口近くです。(海方向に向かって)
この近く(少し上流側?)では、岩沼市寺島地区の人々が、阿武隈川の堤防に避難して助かったといいます。
 
土盛りした道路で津波が食い止められ、あるいは勢いが弱まって被害が軽減された、という報道もありました。
 
この画像の奥(上)の方には、伊達政宗が始めたという「貞山堀」(貞山運河とも)があると思います。
(岩沼市だけでなく、ずっと北方まで続く長い運河です。)
海岸線に平行に掘られた運河が津波被害を軽減したという話もあります。
一方、「津波が来る前には貞山堀の水が引く」という伝承を信じて避難せずに生命を落とした人々も。
 
松林などの防潮効果もそうですが、人工物その他の防災効果について、さまざまな検証作業が行われているようです。
 
話かわって仙台駅。
 
イメージ 2
 
3階の「絆」。東北の物産がいっぱい。
 
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真ん中のシールがわかりにくいですね。
 
 
イメージ 4
 
「さすけねこ」というそうです。(注:さすけねぇ=大丈夫、という方言から)
浜通りは魚の絵を描いたサーフボード、中通りは名産の桃、会津は赤べこと組み合わさっています。
 
まあ、そのほかにも東北の名産はいろいろありますが。
 
イメージ 5
 
写真は、頂き物やら自分で買ったものやら、入り混じっています。
また、このシリーズ中、ホテルの「八重たんとトマト製品」の陳列、「絆」の店の前からの写真については、撮影の許可を得ています。
その他の写真や記述について、問題があればコメントをお願いします。

相馬駅

ホテルから相馬駅方面に向かう途中に見つけた看板。
 
イメージ 1
 
ホテルでも復興工事の関係者らしい宿泊客を見かけました。
 
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城下町らしい風情の相馬駅。
 
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運賃表。常磐線の上り方面は、「原ノ町」までしか行けません。
「いわき」までは、だから大回りで、「郡山」までよりも運賃がかかります(もちろん時間も)。
 
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下り(仙台方面)は、途中まで代行バス。
こちらは原発ではなく、津波の被害から復旧していないためです。
 
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代行バスの停留所。「相馬」では駅前ですが、既存駅から少し離れたバス停もあるようです。
「快速便」というのは、いくつか駅(バス停)をとばしながら「亘理」まで行く便。
 
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代行バス。
仙台方面とは、高速バスでも結ばれています。こちらは「竹に雀」の伊達家仕様(?)
写真撮っときゃよかった・・・

松川浦から

前記事までの中村城は馬陵城の別名があり、その一帯は馬陵公園として桜の名所にもなっているようです。
 
馬陵公園と並ぶ観光スポットとしては、松川浦(・・・だろうと私は思っています。他は知らないだけですが)。
発達した砂州により太平洋と区切られた潟湖で、和歌の名所としても有名なようです。
魚介類などが豊富な汽水湖、だったのですが・・・
 
イメージ 1
 
美しい斜張橋の松川浦大橋。現在は通行止め。
松川浦に限らず、海の近くのあちこちでは復旧などの工事が行われています。
子どもたちが遊んでいる姿は、未来への希望を感じさせますが。
(作業用車両の右側です。画像を拡大してご覧ください。)
 
地元の方の車で、津波の被害を受けた地域を案内していただきました。写真は撮っていません。
家があったはずの何もない場所、海水が引いて年月が経つのに塩害で何も作られていない田、「ここまで津波が来た」ということを示す道路標示など、他のメディアなどで報道されているとおりです。
 
今回はビジネスホテル素泊まり、なので、「道の駅そうま」で、翌朝用の食事を仕入れます。
 
イメージ 2
地元産のトマトジュースやパンなど。
「バター最中」は、地元の方のおすすめで買いましたが、朝食にはなりませんでした。
 
夕食前に食べてしまったから(笑)
 
この中で特記するとすれば、かぼちゃの「四つ割りパン」というのでしょうか、南相馬産のようですが、甘いかぼちゃ味のクリームが入っていて美味しかったです。
 
ホテルでチェックイン。
 
イメージ 3
 
「八重たん」の前に並んでいるのが、先ほどの地元産のトマト産品。
 
ちなみに、夕食前にちょっとテレビをつけてみると、NHK総合では、福島からと仙台からと、両方の電波が入るようです。
ここは宮城県向きの通勤者も少なくないようなので、天気予報などを見るには便利かも。
 
夕食は、地元の方の推薦で、浜の方から街中の方に移転したお店で。
海鮮関係の料理で美味しかったけれど、写真は省略。
 
イメージ 4
 
翌朝、ホテルの窓から。
海からは津波も来るが、太陽も昇る。
 
上の方の一帯に松林らしいものが見えますが、こういう木々の津波低減効果などについて検証が進められているようです。

中村神社へ

前記事の石段を下りていくと、馬小屋が見えてきました。
 
イメージ 1
 
中央付近に、ちょっと顔を出してくれています。左側の騎馬武者の絵も、なかなか。
 
相馬野馬追などで使われる馬でしょうか。
(参考:これも相馬市のサイトより、相馬野馬追の説明)
 
イメージ 2
 
こちらは、本丸跡から下りたところにある中村神社。こま犬(左端奥)より前に、「御神馬」が2体。
 
イメージ 3
 
相馬中村神社の歴史。
 
イメージ 4
 
境内にある親子スギ。まさに「御神木」。
 
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見にくいけれど城の見取図。最後に来ましたが、こっちが表玄関かもしれません(笑)
左手奥の水鳥にピントが合ってしまいました。シラサギでしょうか。
鳥の姿が多く見られる、そんな印象の街です。

中村城跡(相馬神社)

機会があって、福島県相馬方面に行ってきました。

相馬市も海岸に近い方は、東日本大震災の津波で大きな被害を受けていますが、
内陸側(福島市方面)から訪れると、静かな城下町という印象です。

大名としての相馬氏は、北隣の伊達氏などと激しく戦いながら、戦国の世を生き抜きました。
もともとは現在の南相馬市に本城がありましたが、伊達氏に備えるためか、この相馬市中村に本拠を移しました。
 
イメージ 1

堀の周囲の歩道には、騎馬武者の姿が。
 
イメージ 2
 
堀の水鳥。近づいても逃げる様子がありません。
 
中村城は平山城(山城、平城と対比した概念)で、少し坂道を登っていく感じです。
 
イメージ 3
 
登っていく途中に、二宮尊徳の座像が。(説明板の左上)
相馬からは、彼の高弟が出たようです。
 
イメージ 4
 
本丸・天守閣は残念ながら落雷で焼失し、その跡が藤棚になったり・・・
 
イメージ 5
 
相馬神社になったりしています。
近くで幟をよく見ると・・・
 
イメージ 6
 
裏側からですが、「復興祈願」という文字がよくわかります。
 
焼失時に天守閣を再建しなかったのは、時の藩主が藩財政や領民への負担を考慮したから、
と伝わっています。
(参考:相馬市サイト)
 
相馬氏は、脚光が当たることが多い伊達政宗から見れば敵役ということになりますが、
こういう話を読むと、好感が持てるような。

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