なるほど、こういうことか

九回も一死満塁の絶好機を作ったが、ここで西岡が一ゴロ。本塁封殺後、捕手からの一塁送球に対し、西岡がラインの内側を走る守備妨害でスリーアウト。
(サンケイスポーツ 10月30日(木)22時20分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141030-00000552-sanspo-base


「送球が当たった」ということが上の記事ではわかりにくいので、こちらを追加。
9回は1死満塁から西岡が一塁手へのゴロ。併殺を狙った細川から一塁への送球が西岡に当たり、西岡は守備妨害を取られるという異例の形でのゲームセットだった。
(日刊スポーツ 10月30日(木)22時21分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141030-00000111-nksports-base


一塁手への妨害

規則6.05(k)では、次のように定められている。

「一塁に対する守備が行なわれているとき、本塁一塁間の後半を走るにさいして、打者がスリーフットラインの外側(向かって右側)、またはファウルラインの内側(向かって左側)を走って、一塁への送球を捕えようとする野手の動作を妨げたと審判員が認めた場合。ただし、打球を処理している野手を避けるためにスリーフットラインの外側またはファウルラインの内側(レーンの外)を走ることは差しつかえない。」

例えば、打者が捕手前にゴロを打った場面で、打者が一塁に向かって走っているとき、打球を処理した捕手が一塁へ送球したところ打者の背中に当たってしまった場合、打者がスリーフットレーンの中を走っていたのであればボールインプレイであるが、スリーフットレーンの外を走っていたのであれば守備妨害が宣告される。
(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E5%82%99%E5%A6%A8%E5%AE%B3


ええと、なんのことかわからない方は、無理してコメントしていただかなくてもけっこうです(笑)


個人的には、黄色靱帯骨化症を克服した大隣投手を応援していましたが、ともかく、両チームともお疲れ様でした。
http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/33298177.html
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「老人力」の赤瀬川さん

前衛芸術家の赤瀬川原平さん死去

(NHK 10月27日 7時31分)

前衛の芸術家で、作家としても芥川賞を受賞し、「老人力」という流行語も生み出した赤瀬川原平さんが、26日、敗血症のため、東京都内の病院で亡くなりました。77歳でした。

赤瀬川原平さんは横浜市で生まれ、美術学校で油絵などを学びながら公募美術展に芸術作品を出品し、芸術家として活動を始めました。
さまざまなものを包装紙で「梱包」するなど、前衛的な芸術作品の制作やパフォーマンスで活躍し、昭和40年には千円札を題材にした作品が通貨模造に当たるとして起訴され、裁判の行方が注目を集めました。
その後、漫画や文学作品の執筆にも活動の幅を広げ、昭和56年には尾辻克彦の名前で書いた短編「父が消えた」で芥川賞を受賞しました。
赤瀬川さんは、街中にある役に立たないものを「トマソン」と名付けてその意義を考えるなど、身の回りに着目した活動や、カメラの愛好家としてスナップ写真を発表したりといった活動でも知られています。
また、物忘れなど年を取ることに伴う現象を「老人力」と名付けて前向きに捉えるというユニークな発想も提唱し、平成10年の新語・流行語大賞を受賞しています。
赤瀬川さんはこの2年ほど体調を崩していて、入退院を繰り返していましたが、25日、容体が急変して、26日午前6時33分に亡くなったということです。
(以下略)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141027/k10015715131000.html


「千円札裁判」は知らなかったのですが、「老人力」の「発見」の頃のことは記憶に残っています。
介護保険制度が始まる前、ホープヘルパー養成研修の講師に駆り出されていた頃でした。
「老人力という言葉を知っていますか?」と尋ねたら、受講者は(ほとんど)誰も知りませんでした。
まあ、イナカのことだったので・・・(苦笑)

ちなみに、同じような時期に出版された「五体不満足」については、多くの受講者が「知っている人」の方に手を挙げていました。

あれから十数年。
私にも老人力がついてきたのか・・・物忘れが増えました(苦笑)

77歳というのは、まだまだお若い、という印象で残念ですが、
ともかく加齢現象を肯定的に捉える赤瀬川さんの姿勢は記憶し続けようと思っています。




すぐに忘れてしまうかもしれませんが(爆)

ご冥福をお祈りいたします。

児童相談所とパワハラ

児相幹部、電話相談「放っておけ」 佐世保高1殺害事件

(朝日新聞デジタル 10月26日(日)18時0分配信)

 長崎県佐世保市の高校1年の同級生を殺害した容疑で逮捕された少女(16)=鑑定留置中=について、診察した精神科医が事件前、「人を殺しかねない」と県佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)に電話した際、センターの幹部職員が「病院からの丸投げは放っておけ」という趣旨の発言をしていたことが関係者への取材でわかった。この幹部職員は事件後、部下へのパワーハラスメントで処分も受けていた。

 県の調査によると、精神科医から児童相談所に電話で相談があったのは事件の約1カ月半前の6月10日。少女については匿名だったが、精神科医は自分の氏名は名乗った。

 関係者によると、幹部職員は自治体や病院などの外部機関からの相談を受ける部署に所属。電話を受けた10日は不在で、電話内容は翌日に報告を受けた。その際、「病院からの丸投げを受ける必要はない」との趣旨の発言をした。幹部職員は関係機関からの連絡について普段から「丸投げを受けるな」という内容の発言をしていたという。

 電話の内容は幹部職員の上司にあたる所長にも報告され、センターは、支援の必要性を検討する受理会議を開かず、県教委など関係機関にも連絡しなかった。県幹部は「所長も報告を受けており、(幹部職員の発言で)センターの対応に直接的な影響があったとは考えていない」としている。

 幹部職員はこのほか、部下への指導で威圧的な言動を繰り返していたといい、事件後、職員が内部告発し、県人事課が調査。県はパワハラと認定し、幹部職員は9月下旬、文書による厳重注意処分を受けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141026-00000028-asahi-soci


記事の紹介は、これだけでもいいのかもしれませんが、ソースが朝日だけだと信用できないといわれそうな昨今なので、他紙も引用します。


医師通報に「放っておけ」、児相幹部発言か 佐世保高1殺害

(日本経済新聞 2014/10/27 11:29)

 長崎県佐世保市の同級生殺害事件で、殺人容疑で逮捕された高校1年の少女(16)を事件前に診察した精神科医からの通報を県の佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)が放置した問題で、通報を受けた職員に対し、上司の男性幹部が「放っておけ」と発言したことが27日までに、県の調査で分かった。

 県は9月下旬、この幹部が部下にパワハラを繰り返したとして文書で厳重注意処分にしている。発言内容は児相関係者に聞き取りをする中で出てきた。

 精神科医の通報を放置した理由について県はこれまで、幹部の部下の職員が「関係機関からの問い合わせ」と判断し内部処理したためと説明しており、今後、幹部の発言内容の詳細を確かめる。

 県の調査によると、児相職員は6月10日に精神科医から「少女は人を殺しかねない」との通報を受け、その後この幹部に内容を説明。その際、幹部は精神科医が勤務する病院名を挙げ「また丸投げをするのか。放っておけ」と発言をした。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H1M_X21C14A0CC0000/


佐世保事件対応の最中も? パワハラで児相幹部厳重注意 医師通報時の詳細を調査

(産経WEST 2014.10.26 08:32更新)

 長崎県佐世保市の高1女子生徒殺害事件の約1カ月半前に、逮捕された少女(16)を診察した精神科医からの通報を放置した県の佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)で、部下にパワハラをしていたとして県が男性幹部を厳重注意処分にしていたことが25日、県関係者への取材で分かった。

 県は、この幹部が精神科医からの通報の報告を受ける立場だったことから、当時の対応の詳細を調べている。

 県関係者によると、児相幹部は勤務姿勢や業務上のミスについて、日常的に部下を厳しく叱責したり威圧的な態度を取ったりしていた。体調を崩し、長期休暇を取った職員もいるという。

 事件後に職員の内部告発で発覚し、県は聞き取り調査を実施。児相幹部が部下と良好な関係を築かず、パワハラを繰り返していたとして9月下旬、この幹部を厳重注意処分にした。

 県によると、児相の職員は6月10日、精神科医からの通報を受け、医師が「(少女が)人を殺しかねない」と懸念しているとの内容をこの幹部らに伝えていた。しかし、結局、児相は内部処理で済ませ放置した。

 児相の宮崎慶太所長は「職場の人間関係の問題が、今回の事件に影響を及ぼしたとは考えていない」と話している。

 事件は7月26日に発生し、少女は翌27日に殺人容疑で逮捕された。
http://www.sankei.com/west/news/141026/wst1410260018-n1.html


かなり特異な事件ですし、児童相談所の業務は質量ともに大変になっていますし、詳細な状況がわかりませんが・・・・・・

今回の「児相幹部」については弁護の材料が全く思い浮かびません。

<「放っておけ」というパワハラ上司>
というのは、たぶん児童相談所に一番不要なものです。
(たとえ丸投げが問題でも、ともかく協議して役割分担等を相談すべき。)

ちなみに、某児童相談所の虐待対応で批判を浴びた頃の、某BBSでの私の書き込みです。

高齢者の虐待ケースについても、踏み込む勇気を持ち続けたい(そして、そういう決断のできる市町村職員や地域包括支援センターを支援したい)ものですね。

極論すれば、公務員はこういう事態に身体を張って踏み込むためにこそ存在する。
首長の(往々にして選挙目当ての)耳障りのよいイベント類のために存在しているのではない。

結果として「勇み足」になったとしても、それをマイナス評価としない(たとえ、実際には虐待がなかった場合でも、緊急保護に動いた公務員の行為で何らかの補償が必要になったとしても、それは組織として対応すべき)、そういう考課システムが必要と思います。

鯨肉大和煮の缶詰で

鯨肉の大和煮の缶詰。
石巻の水産会社が販売者なので、たぶん東北支援セールみたいなときに買ったと思うのですが・・・自信がない(苦笑)
 
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上の、半分凍っているようなのは、ブロッコリーの茎です。
一緒にゆでた柔らかい部分は、すでに食べ尽くしています。
 
これらを使って、どう食べるか。
 
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まず、ブロッコリーに少量のニンジンやタマネギを加え、大和煮の汁などで味を付けた汁。
大和煮自体にショウガも入っていると思いますが、さらにチューブの「おろしショウガ」を追加しています。
鯨肉の風味って、どこか(昭和の)懐かしい味。
 
 
イメージ 3
 
次の日、もらい物のピーマンがそこそこ量があり、さらに賞味期限の怪しい木綿豆腐があったので、
ゴーヤチャンプル風のピーマンチャンプル。
ピーマンと、若干のニンジンを炒め、豆腐を崩して投入。
大和煮の残りを汁ごと放り込み、醤油とコショウを追加。
卵や豚肉はないけど、それなりの味に。
 
もちろん、大和煮の大部分は、そのまま美味しく食べましたけどね。
鯨肉は(誰がなんといおうと)日本伝統の食文化なので。

国家公務員の地域格差・再論

われながら、しつこい・・・とは思いますが(苦笑)
国家公務員の地域差について、もう少し。
 


イメージ 1

 
たとえば、地方で、同じ地域の出先の国家公務員の給与水準よりも少し低いぐらいの民間会社社員の方は、
どちらの給料により強い抵抗を感じるのでしょうか?
自分たちより1万円ぐらい高い同じ地域の出先の公務員と、
自分たちより10万円近く高い本省の公務員と。
 
私は後者かなあと思っていますが、人事院など本省の人たちは前者だと考えているような気がします。
あるいは、「前者」ということにして、自分たちの収入は確保しようというのがホンネか。
 
私自身が地方公務員のハシクレなので言いにくい面もあるのですが、
公務員の給与水準というのは、その公務員の勤務地の民間水準と厳密に同じでなくてもよいのではないか、
と考えています。
いや、たとえば県職員ならその県全体の民間水準との均衡を図るべきだろうとは思いますが、
県庁所在地とか辺境の出先とか、その地域ごとの差はそれほど厳密でなくても許容されるのではないか、と。
せいぜい、物価水準に応じた格差程度が妥当ではないかと思います。
 
国家公務員なら、日本国全体の民間水準を基本に、各地の物価水準で補正し、多少は民間賃金の地域格差も勘案するというぐらいで。
 
そして、「どこで勤務しているか」ということばかり重視せずに、
「どれぐらい価値のある仕事をしているか」ということも重視すべきかと。
 
たとえば、(適切な例かどうかは別にして)愛知県ではトヨタ自動車の販売が好調で求人と求職のバランスが取りやすい、と仮定します。民間賃金水準も高めに推移しています。
そういう地域の職安(ハローワーク)と、不況業種が多くて民間賃金が低く、求職者への対応が困難な地域の職安と、どちらの仕事が重要でしょうか?
 
また、国交省の出先機関の中でも、東北は震災復興事業で用地買収にしても、設計、入札、現場管理等に多忙を極めている、とします。
一方、災害等の大きな仕事がない大都市圏の出先機関では、そこそこヒマ・・・というほどではないにしても、職員の能力的に余裕がありますが、民間賃金水準は東北よりもずっと高い、とします。
 
これらの例では、いずれも重要な仕事をしている地域の公務員の方が給与水準が下がってしまうことが起こりそうです。
 
まあ、物価水準の差もありますから、ひとくくりで考えるのは難しいところでしょうが、
少なくとも、東京で20%以上(本省の係長級なら26%)という格差は大きすぎる印象ですし、
それをベースにして介護報酬などの議論をするのも無理があると思います。
 

で、介護報酬の地域区分の議論へ

2014年9月3日 第107回社会保障審議会介護給付費分科会議事録より
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000059309.html

○河村委員 地域区分につきましては、当初、人事院規則に基づいて設定し、それが議論されて3年間の暫定的な地域区分を設けてやってきたわけです。現実にはそれをやった結果、私自身はある意味、逆格差が生まれてきたのかなという気がいたしております。

 と申し上げますのは、地域区分が人事院規則に準拠しているのですけれども、それをつくった過程において、東京都の場合には23区26市、13の町村がございますが、その13の町村には、島しょ町村が9つあり、多摩地域には4つの町村があります。それから、多摩地域には、そのほか26市がありますけれども、この私どもの町村と市、市と市のつながりがあるにもかかわらず、3%、6%という格差がございます。

 これはどう考えても納得できるものではありません。例えば、特養の老人ホームが私の町には4つありまして、四百数十名が入所しております。前回の改定では、私の町は、その他の地域ですから3%でした。山を越えた隣の檜原村は6%です。また、市によりましては、国の法務局の出張所がある福生市は15%です。その隣の羽村市は3%です。こういうことが現実論としてやってみておかしくないのか、というように問いたいわけであります。

 むしろ私自身は、地域区分について地域の人材確保、あるいは小さい町村の雇用の確保、そういう意味から発想の転換をして、23区あるいは26市のように賑やかなところではなくて、町村で私どもの人口は6,000人ですから、そこに特養を4つ抱えてほとんどの入所者が23区や26市から来ているわけです。そういう施設の人材を確保するためにも、地域区分の発想というものは逆にしたらどうかという提案を申し上げたいと思います。



河村委員というのは、全国町村会政務調査会行政委員会委員で、その正体(?)は東京都の奥多摩町長です。

地域の位置関係がわかりにくいので、その奥多摩町のウエブサイトにあった画像を勝手に加工させていただきました。まあ、町長のご発言の趣旨に添う、ということで、ご容赦を。(赤色文字が引用者の書き込みです。)
 
イメージ 1
 
東京都の最西端に奥多摩町はあります。
でも、昔よりは交通が便利になった現在、地域単価にこれほどの差を付けることが妥当か、というと・・・
 
町長の発言も理解できるように思います。

物価水準と国家公務員の地域手当(案)

「国家公務員の給与と地域格差」の記事で、

同一社内で、20%を超えるような地域関係手当を出しているような民間会社は、私には想像できません。
物価水準はそこまで違いませんから。

http://blogs.yahoo.co.jp/jukeizukoubou/33491486.html

と書きました。

では、実際に、消費者物価はどれぐらい違うのでしょうか。

<本統計のデータを引用・転載する場合には、出典(総務省「消費者物価指数」)の表記をお願いします。>
と書いてあるページにたどり着いたのですが、実際にはそこから「政府統計の総合窓口」に行って、
「平成25年平均消費者物価地域差指数」のデータを入手しました。
「持家の帰属家賃」というのは、簡単にいえば、持ち家世帯も家賃を負担していると仮定して計算した数値です。
http://www.stat.go.jp/data/cpi/4-1.htm

今回は、「総合(持家の帰属家賃を除く)」を主に、その最低値の地域(水色)を100とした数値を右側に追加しました。
さらに、その右側に、人事院勧告資料にあった見直し後の地域手当の率を並べました。
 


イメージ 1

 
この資料では、一番高いのは横浜市。ついで東京都区部です。
意外に、古くからの政令市である北九州市が最低となっています。
 
ですが、その北九州市を100と置き換えた指数で見ても、横浜市も東京都区部も110でしかありません。
地域手当で16%とか20%とかを上乗せする必要は、物価水準から見る限りではない、といえます。
 
他にもありますね。物価水準から見て地域手当が高すぎるのではないかと思われる都市が。(黄色)

「パ・リーグ最高」

忘れてました(汗)

日本シリーズは、 阪神 対 ソフトバンク になりましたが、
その決定ゲームでの話題から。


稲葉 両軍から胴上げ「幸せです」日本S進出逃すも最後まで「全力疾走」

(スポニチアネックス 10月20日(月)21時57分配信)

 4点を追いかける9回に先頭打者として代打で登場。今季限りで引退する日本ハム・稲葉にとってこれが最後の打席となった。

 左翼スタンドの日本ハムファンだけでなく、敵軍ファンからもあたたかい拍手に迎えられて打席に入ると、ソフトバンクの守護神・サファテのインハイの直球を強振。打球はファールグラウンドで捕手・細川のミットに収まった。「悔いなくスイングできました」。その表情は充実感に満ちていた。

 声を出して最後までチームを鼓舞。2年ぶりの日本シリーズ進出を逃しても笑顔で後輩たちををねぎらうなど最後までリーダーとしての役割を果たした。それでも、両軍の選手から胴上げされると涙を止めることができなかった。「一緒に戦ってきたホークスの選手にも胴上げをしてもらって…幸せです」と男泣き。最後は「全力疾走できました」と自らの信念を最後まで貫き20年間の現役生活にピリオドを打った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141020-00000120-spnannex-base


ハム・金子も胴上げ「パ・リーグ最高」

(デイリースポーツ 10月20日(月)23時7分配信)

 引退を決めている金子も試合後、両チームの選手の手で8回胴上げされ「パ・リーグ最高」と声を張り上げた。

 CS出場はなかったが、裏方業務を手伝いながらチームを支え、試合は選手食堂で観戦した。

 「“1人解説”しながら見ていました。野球選手としてはもう終わっていますからね。今は放心状態です」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141020-00000083-dal-base


この両チームの選手での2人の胴上げ、うちの読売新聞では全然載ってなかったんですよね。
はっきり言って、この話よりも明らかに価値が低そうな記事は載ってたのに(謎)

なので、備忘録的に記事にしておきます。

地域差は、もう少し緩やかでも

前記事で、国家公務員の給与等の地域格差について触れました。
私が国の地方機関の職員なら、相当に怒ると思いますが、まあ国家公務員の中の話だけで終わるのなら、
とやかく言うこともないかもしれません。
 
ただ、たぶん地方公務員の地域手当的なもののあり方にも、国は介入してくるでしょうし、
その際、地方交付税の減額などをちらつかせてくることも十分に予想できます。
 
それも、(広い意味の)「公務員業界」の中の話。
ですが、介護保険サービスや障害福祉サービス等の地域単価などの議論の基準になっていくとすると・・・
(この介護保険サービスと障害福祉サービス等とで地域単価設定が異なるところがまた不思議。)
そんなに根拠のある妥当適切な地域差といえるかどうか、私には疑問です。
 
自分たち本省勤務の人間のためにでっちあげた勧告やんか
 
という見方も可能かと。
 
だいたい、国家公務員という日本全国で勤務している職業人の集団の給与水準について、
各勤務地ごとに、その地域の民間給与水準に完璧に合わせる必要があるのでしょうか?
 
私たちが、活躍している国家公務員の姿を見かけるとすれば、
それは災害の現場で被災者のための仕事をしている自衛官であったり、
海難現場で救助にあたっている海上保安官(こちらは報道を通じて、が主になりますが)であったり、
という印象が強いです。
 
そういう人たちは、東京から、という場合もなくはないでしょうが、どちらかといえば各地の駐屯地などからの出動が多いのではないでしょうか。
つまり、東京都特別区、ではなく地方勤務。
こういう人たちの給与体系は、一般の公務員とは異なるでしょうが、
それにしても、本省の人間以外でも重要な仕事をしている公務員はいるでしょうから、
もう少し地域格差を緩やかにしてもいいのではないか、という気がします。
 


イメージ 1


 
前記事の図を流用して書き込むとすれば、この黒い線のようなイメージです。
生活費用の物価水準から導き出される地域差としても、このあたりではないか、と。

国家公務員の給与と地域格差

今回は、国家公務員の平成26年度人事院勧告について。
http://www.jinji.go.jp/kankoku/h26/h26_top.htm

何かと話題になったり、公的給付の地域単価に影響を与えたりするシロモノです。
 
まず、「給与勧告の仕組みと本年の勧告のポイント」という人事院の資料より。
民間賃金の低い地域では国家公務員の方が高いところがあるので、平均2%下げて、
その代わり東京都特別区のような民間賃金が高い地域では地域手当を増額する、
というようなことが書いてあります。
 


イメージ 1

 
画像は人事院の資料(PDFファイル)が基ですが、赤色の書き込みは引用者が行いました。
 
要は、国家公務員給与のベースは下げるが、東京などは地域手当を上げて、ついでに本省勤務者は特別に手当も増やして、本省の人間の痛手にはならないようにする、というあたりでしょうか。
また、単身赴任手当も増額して、本省の人間が地方機関のエライ人になって単身赴任する際に収入が落ちないようにする、というように読めます。
 
まあ、こういう改革案を考えるのも(人事院を含めた)東京勤務の方々でしょうから。
 
それにしても、最大26%(地域手当20%+本府省業務調整手当6%)って、相当大きいと思いますが、
民間で、そんなに企業内格差のある会社があるのでしょうか?
 

イメージ 2

 
これも人事院の資料より。
民間では、異なる都道府県に事業所があっても、55.5%は給与の支給額に差がありません。
差がある44.5%も、住宅手当のように実費的性格が強いものを除外すると、(全体の)3分の1程度に減ります(「その他」は内容がわからないので、とりあえず含めています)。
 
人事院勧告にある現在及び勧告後のデータを参考に、35歳係長級(配偶者+子1人)給与月額約30万円という仮の設定で考えてみます。
 

イメージ 3

 
本俸2%下げで、 300,000円×98%=294,000円(新本俸)
地域手当20%で、 294,000円×20%=58,800円
本府省業務調整手当で、 294,000円×6%=17,640円
294,000円+58,800円+17,640円=370,440円 (本省係長の地域関係手当込みの額)←他の手当は別
 
地域手当のない地域(たとえば仙台市以外の東北各県庁所在地)と比べ、76,440円(26%)もの格差になります。
同一社内で、20%を超えるような地域関係手当を出しているような民間会社は、私には想像できません。
物価水準はそこまで違いませんから。
格差があるのは、賃金水準です。

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